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【視界がゆがむ原因?】黄斑円孔とは|症状・原因・手術治療を眼科医が解説【北綾瀬 眼科】「文字の真ん中が見えにくい」
「物がゆがんで見える」
足立区北綾瀬の眼科、シオノアイクリニックです。
このような症状がある場合、**黄斑円孔(おうはんえんこう)**という病気の可能性があります。
黄斑円孔は、網膜の中心に穴が開いてしまう病気で、放置すると視力が低下することがあります。しかし現在では、手術で改善できる可能性が高い病気です。
今回は、黄斑円孔の症状・原因・治療についてわかりやすく解説します。
黄斑円孔とは
黄斑とは、網膜の中心にある視力を担当する最も重要な部分です。
この黄斑に小さな穴(円孔)が開く病気が
黄斑円孔
です。
穴が開くことで
-
視界の中心がゆがむ
-
視界の中心が暗くなる
-
視力が低下する
といった症状が出ます。
黄斑円孔の原因
最も多い原因は
加齢による硝子体の変化
です。
目の中には
**硝子体(しょうしたい)**というゼリー状の組織があります。
年齢とともに硝子体が縮むと、
網膜を引っ張る力が働きます。
その結果
黄斑に穴が開いてしまう
ことがあります。
発症しやすいのは
-
50〜70歳
-
女性
-
強い近視
の方です。
黄斑円孔の主な症状
① 物がゆがんで見える
タイルや格子などの直線が
曲がって見えることがあります。
これは変視症と呼ばれます。
② 視界の中心が見えにくい
文字の真ん中が抜けて見えるなど、
中心部分が見えにくくなることがあります。
③ 視力低下
進行すると視力が低下します。
ただし片目だけのことが多く、
もう片方の目で補って気づきにくいこともあります。
黄斑円孔の検査
診断には
OCT(光干渉断層計)
という検査がとても重要です。
OCTでは
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網膜の断面
-
黄斑の穴の状態
-
病気の進行度
を詳しく確認することができます。
黄斑円孔の治療
基本的な治療は
硝子体手術
です。
手術では
-
硝子体を取り除く
-
網膜の膜(内境界膜)を処理する
-
目の中にガスを入れる
ことで
黄斑の穴を閉じるようにします。
現在では
約90%以上で円孔が閉鎖する
と報告されています。
手術後の注意点
手術後は
うつ伏せ姿勢
をとる必要がある場合があります。
これは
目の中のガスで
黄斑の穴を押さえるため
です。
期間は通常
数日〜1週間程度
です。
早期発見がとても重要
黄斑円孔は
早く治療するほど視力の回復が良い
とされています。
次のような症状がある場合は
早めに眼科を受診しましょう。
-
物がゆがんで見える
-
視界の中心が暗い
-
視力が急に低下した
まとめ
黄斑円孔は
-
網膜の中心に穴が開く病気
-
視界のゆがみや視力低下が起こる
-
手術で治療できる可能性が高い
という特徴があります。
見え方の異常を感じた場合は
早めの検査が大切です。
黄斑の病気が心配な方へ
視界のゆがみや見えにくさは、
黄斑円孔や加齢黄斑変性などの病気のサインの可能性があります。
気になる症状がある方は、
お気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療が視力を守ることにつながります。




