シオノアイクリニック

流行性角結膜炎は終わっていない?今も感染が続く“はやり目”に注意

Blog

足立区北綾瀬の眼科、シオノアイクリニックです。

以前のブログで「流行性角結膜炎(はやり目)が流行しています」というお話をしましたが、
実は現在も患者さんの受診が続いています。

一時期は「少し落ち着いたかな?」という印象がありましたが、また増えてきている印象です。
✔ 保育園・幼稚園
✔ 学校
✔ 職場
✔ ご家庭内

といった身近な場所での感染は、今も少なくありません。

特に最近は、

片目だけ赤い

目やにが少し増えた

なんとなくゴロゴロする

といった軽い症状から始まるケースも多く、
「ただの結膜炎かな?」と思って受診される方の中に、
実は流行性角結膜炎だったということもあります。

感染力は今も非常に強いです

流行性角結膜炎は、
少量のウイルスでも感染する非常に感染力の強い病気です。

特に注意が必要なのは、

タオルの共用

目をこすった手でドアノブ・スマホを触る

家族内でのうつし合い

一人かかると、
**数日後に家族全員…**というケースも珍しくありません。

こんな症状があれば早めに受診を

以下の症状がある場合は、
早めに眼科を受診することをおすすめします。

片目または両目が強く赤い

白っぽい・黄色い目やにが出る

まぶたが腫れている

目が開けにくいほどまぶしい

家族や周囲に「はやり目」の人がいる

早期に診断することで、
感染拡大を防ぐ行動がとりやすくなります。

当院での対応について

シオノアイクリニックでは、
流行性角結膜炎が疑われる場合、

院内感染を防ぐための導線配慮

状況に応じた検査・説明

ご家族・職場・学校での注意点のご案内

を行っています。

「もしかして…?」と思った段階での受診が、
ご自身と周囲を守る一番の対策です。