
足立区北綾瀬の眼科、シオノアイクリニックです。今回は白内障手術後の眼帯について説明したいと思います。
白内障手術を受けた患者さんからよく聞かれる質問のひとつに「眼帯はいつまで必要ですか?」というものがあります。ここでは、術後の眼帯装着の目的や注意点をわかりやすくまとめました。
眼帯をつける目的
感染予防
手術直後は創口がまだ完全にふさがっていないため、細菌やほこりの侵入を防ぐ役割があります。
外的刺激から目を守る
無意識に手でこすってしまったり、寝ている間に枕などが触れるのを防ぎます。
眼帯を外すタイミング
多くのクリニックでは 手術当日から翌日朝まで 眼帯をつけてもらい、その後は診察で医師の指示に従って外すことが一般的です。当院では術翌日から眼帯は外してもらっています。
ただし、個人の目の状態や手術内容によって指示が変わるため、必ず医師の指示を優先してください。
術後の注意点
眼帯を外した後も、目をこすらないように注意してください。
必ず点眼薬が処方されるので、それらを忘れずに点眼してください。
まとめ
白内障手術後の眼帯は「感染防止」と「外的刺激から目を守る」ためにつけてもらっています。ただし、装着期間は一律ではなく、患者さんの状態によって変わります。必ず主治医の指示を守り、安心して回復を迎えましょう。