
足立区北綾瀬の眼科、シオノアイクリニックです。
🏫 子どもの近視が増えています
最近、「学校の視力検査で引っかかった」「ゲームやタブレットをよく使うようになって視力が落ちた」
そんなご相談がとても増えています。
近視は一度進むと元に戻すことが難しいものです。
その中で注目されているのが、**近視の進行をゆるやかにする目薬「リジュセアミニ」**です。
💧 リジュセアミニとは?
リジュセアミニは、低濃度アトロピン(0.01〜0.025%)を主成分とする点眼薬で、
子どもの近視の進行を抑える目的で使われます。
アトロピンは、もともと瞳を広げる目薬として古くから使われてきましたが、
ごく少ない濃度にすることで、瞳孔の拡大やまぶしさなどの副作用を抑えつつ、近視の進行を穏やかにすることができます。
🌙 どうやって使うの?
リジュセアミニは、1日1回、寝る前に片目ずつ点眼します。
日中の活動に支障を出さず、ゆっくりと夜の間に作用します。
毎日継続することが大切で、だいたい3か月ごとに視力等をチェックしながら経過を見ていきます。
👨⚕️ 効果について
研究では、リジュセアミニを使うことで
1年間の近視進行を30〜60%ほど抑えられるという報告もあります。
ただし、「視力を回復させる薬」ではなく、
近視の進行をゆるやかにする“ブレーキ”の役割を持つ点眼薬です。
⚠️ 副作用や注意点
リジュセアミニは低濃度のため副作用は少ないですが、
まれに以下のような症状が出ることがあります。
まぶしさを感じる
近くのものが少し見づらく感じる
目のかゆみや充血
多くの場合は軽く、使用を続けても問題ありません。
気になるときは医師にご相談ください。
👩👦 親御さんへのメッセージ
リジュセアミニで「進行を近視の進行をゆるやかにする」ことができるようになりました。
近視は必ずしも治療が必要なわけではないですが、近視を進めたくない方は選択肢の一つになります。
🏥 シオノアイクリニックより
当院では、近視の進行が気になるお子さんに対して、
リジュセアミニによる点眼治療を行っています。
自費診療なりますが、ご興味ある方は一度ご相談ください。




