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足立区北綾瀬の眼科、シオノアイクリニックです。
白内障は加齢とともに誰でも起こる病気です。
そのため、80代・90代、さらには100歳の方でも手術を受けるケースもあります。
しかし一方で、
- 「高齢でも手術して大丈夫?」
- 「リスクが高いのでは?」
と不安に思う方やご家族も多いのではないでしょうか。
この記事では、高齢者の白内障手術におけるリスクと安全に受けるためのポイントをわかりやすく解説します。
高齢者でも白内障手術は受けられるのか?
結論から言うと、
👉 年齢だけで手術ができないことはほとんどありません。
実際には、
- 90代でも日帰り手術は可能
- 多くの方が安全に受けています
重要なのは年齢ではなく、
👉 全身状態と理解力・協力度です。
高齢者の白内障手術リスク
① 全身疾患の影響
高齢者では以下の持病があることが多いです。
- 高血圧
- 糖尿病
- 心疾患
- 脳梗塞の既往
これらがあると、
- 手術中の血圧変動
- 合併症リスクの上昇
につながる可能性があります。
👉 対策
→ 内科と連携し、事前にしっかりコントロールされているか確認することが大事です。
② 手術中に動いてしまうリスク
白内障手術は基本的に**局所麻酔(点眼麻酔)**で行います。
そのため、
- 認知症がある
- 緊張が強い
- 指示が理解しにくい
場合には、
👉 急に動いてしまうリスクがあります。
👉 対策
- 事前説明を丁寧に
- 必要に応じて鎮静
- 場合によっては入院手術も検討
③ 角膜や瞳孔の問題
高齢になると、
- 瞳孔が開きにくい
- 角膜内皮細胞が減少している
- 水晶体の支えが弱い(チン氏帯が弱い)
ことが多く、
👉 手術の難易度が上がる場合があります。
👉 対策
- 手術経験が豊富な医師の選択
- 補助器具の使用
④ 術後の回復が遅い
若い人に比べて、
- 視力の回復がゆっくり
- 角膜のむくみが長引く
ことがあります。
👉 ただし最終的な視力はしっかり出るケースがほとんどです。
⑤ 術後管理(目薬・通院)
高齢者では、
- 点眼が難しい
- 通院が困難
といった問題も重要です。
👉 対策
- 家族のサポート
- 点眼回数の少ない治療選択
むしろ手術した方がいい理由
リスクばかりではありません。
高齢者にとって白内障手術は大きなメリットがあります。
✔ 転倒予防
視力低下は転倒の大きな原因です。
✔ 認知症予防
視覚情報の低下は認知機能にも影響します。
✔ 生活の質(QOL)向上
- テレビが見やすい
- 外出しやすい
- 表情がわかる
👉 「見えること」は健康寿命に直結します
手術を安全に受けるためのチェックポイント
- 持病がコントロールされている
- 医師の説明を理解できる(または家族がサポートできる)
- 術後の通院・点眼が可能
- 経験豊富な医師を選ぶ
まとめ
高齢者の白内障手術には一定のリスクはありますが、
👉 適切な準備と環境があれば十分安全に行える手術です。
むしろ、
- 視力低下による生活の質の低下
- 転倒や認知機能低下
を防ぐためにも、
👉 適切なタイミングでの手術が重要だと思います。




